この街には素敵な大人がたくさんいます 



 社会科見学 ヤクルト中央研究所編                      ご協力: ヤクルト研究所の皆様

  日本人なら誰もが知っている“ヤクルト”
  小さくて甘くて栄養がつまっているあのボトルは、実は今、世界各国で大ブレイクしています。
  世界中で1日に2500万本!も飲まれているというから驚きです。

  その他にも、ジョア・ミルミル・タフマンetc…、最近では“プレティオ”も話題になりましたね。
  それらすべての製品を開発している「ヤクルト中央研究所」は、実は我が国立にあったんです!
  ならばぜひとも!国-fanにご登場頂きたい、とお願いしたところ快く見学をお許し頂きました。

 
                             

  ヤクルトの創始者は、医学博士 代田稔氏。
   人腸乳酸菌の強化培養に世界で初めて成功、腸内細菌の研究と予防医学の普及に力を注ぐ中で
  “世界中の人に、手に入りやすい価格で提供し、健康になって頂きたい”と会社を設立しました。

  その理念をずっと守り続けているから、ヤクルトは“特定保健用食品”であることにこだわります。
  特定保健用食品、とは「その効果をうたって良い、と厚生労働省の許可を受けた」もののこと。
     
  元気で長生きするために、効果のあるものを開発・製品化しようと、社員全員が志しています。
  おいしい、だけでなく体に良い飲み物じゃなきゃだめ!なんです。
  ほんとに真面目な会社です。


 滅菌したミルク培地(ヤクルト色!)
 ここに乳酸菌を入れて培養する。
 たんぱく質がヨーグルト状に固ま
 ったら均質化し薄めてシャーレへ。
 

 菌の大きさは1ミクロン(1ミリの
 千分の1)肉眼では見えないため、
 数が増えてコロニーになった状態
 を数える。(写真の白い点状のもの)
 

 どの位菌が増えたか数えている
 ところ。左手にカウンター、右手に
 サインペンを持ち、数えた菌に印を
 つけている。(早い!)
 

 様々な条件でくり返し数え、そのデータを分析することが、研究の土台となります。
 来る日も来る日も、くり返し…研究の道は険しいのですね。

 しかし、皆さんが生きがいと誇りを持って研究に取り組んでいらっしゃいます。
 社員が皆、会社の理念を理解し、大切にしているのが、お話を聞いていると伝わってきます。素敵。

 そして会社はそのがんばりに応えます。
 居心地良く働けるための設備が充実!うらやましいです。
 
  図書室には、研究者のために
  各種文献が揃えられています。

  さらに広〜い書庫には、雑誌等
  のバックナンバーが綺麗に綴じ
  られ保管されています。

 リラクゼーションルーム
 頭を使い過ぎて疲れたり、煮詰まっ
 たりした時はリラックス。
 気分転換することによって、新たな
 発想が生まれたり、集中力をとり
 戻したりします。

 

 広い社員食堂
 商店街から離れているため、社員
 全員がここで昼食をとります。

 喫茶ルームはまた別にあり、もち
 ろんヤクルトは必ず毎日飲みます

 

 可愛いピンクの卓球台!
 その奥にはトレーニングマシーン
 も並んでいます。
 お昼休みや就業時間後ににぎわう
 そうです。
 

 














〜知ってました?ヤクルトの真実〜

おなかの中には、もともと菌が住んでいます。その数は100兆個以上!
並べると、10万q、地球を2周半!!(我が腹ながら恐ろしい…)

おなかの中で菌達は、お花畑のようになっています。(腸内フローラと呼ぶ)
その中には、いやつ・
いやつ・どっちでもないやつ(日和見菌と呼ぶ)がいます。

普段は3種の菌が一定のバランスで健康を保っているのですが、疲れやストレスで
そのバランスが崩れて、良い菌が減り悪い菌が増え、日和見菌も悪さをし始めるよう
になります。

そこで!だから!ヤクルトです。
ヤクルトの乳酸菌は胃液や胆汁に負けずに、小腸に到着してから

現場で乳酸を作ります。(類似品にご注意を!)

生きている乳酸菌は、良い菌を助け悪い菌をやっつけて、日和見菌を大人しくさせ
ます。毎日飲めばそれだけで、おなかのバランスを保つことができるのですね。

ちなみに、あの小さいボトル1本で充分
1日分の生きた乳酸菌が入っているそうです。
ウーン、しみじみながめてしまいそう…。

ヤクルトは
小腸に、大腸には「ミルミル」など、それぞれに含まれている“乳酸菌の
働く場所”が違うわけで、これだけの数の製品が次々と開発され続けている…
しかもご近所国立で。

もう私は取材の日からすっかりヤクルター、ヤクルティスト(!?)飲まずにはいられ
ないです。
いつ飲んでも良いですが、食後がお勧めだそうですよ。

「菌を使って体を健康にする」これは“プロバイオティクス”という概念で、その反対は
“アンチバイオティクス”「菌を殺して健康にする(抗生物質)」

プロバイオティクスという言葉は最近のものですが、その概念は70年前から
ヤクルトで実践されていて、世界の先駆者となりました。

さらに飲料だけでなく、アメリカ・ヨーロッパでは大腸がんの第一選択薬となっている

抗がん剤「カンプト注」もこちらで生まれた薬です。

また、人の健康には地球環境も大切、と水質分析や環境ホルモンを分解する微生物
の研究なども進められています。

流行を追いかけることはせず、独自の研究に基づき、常に目標を掲げて歩んできた
会社。地道で真面目なヤクルトは、今や世界中から信頼されています。

もう1回だけ言っちゃいます。

ヤクルトの製品のすべてを開発する研究所は、国立にあるんです。(自慢)
 

 

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